TOYOTA CROWN 20系
- 後期であること
- アルミホイール
- グリル内LED補助灯
- ドアノブのメッキ
- 社内バックミラーのダブルミラー
- グレードエンブレム
- シャークアンテナが付いている
- バックカメラが付いている
- カラー(パール系はないらしい)
20系クラウンは、ロイヤル系のパーツをそのまま使っている個所が多く外見からパッとみただけで判断が付くポイントがありません。
良く見れば分かるのですが、クラウンを見たら覆面と思え位の感覚を持っていた方が安全だと思います。
後期であること
一般的に、高速機動隊で使われている覆面パトカーはは後期型です。
理由は諸説ありますが、前期型を使い耐久性などをテストし、使い勝手の悪い点・リコール等が改善された安心の後期型からの投入とされています。
20系クラウン覆面の場合は、幹部用車両として前期モデルもあります。高速道路で取締はしていないと思いますので、判断ポイントとしては前期は切り捨てても問題ないと思われます。
前期・後期を外観から判断するには
1) テールラノプの違い
ロイヤル前期は、上下の赤にウインカー・バックライトが挟まれている所謂コンビテールです。
覆面に採用されている、20系クラウンはロイヤル後期のテールを付けています。ポイントは、ウインカー・バックライトが上部にあり、反射レンズの上にクリアのラインが入っています。
アスリート系は丸目のテールで直ぐに区別が付くと思います。
ハイブリッド系です。前期は、丸目型のクリアレンズにです。写真は、東京モーターショーに展示されていた赤色の反射板がないバージョンです。
ハイブリッドの後期は、ロイヤル後期のテールと同一です。ハイブイッドとロイヤルの区別はハイブリッドマークで判断して下さい。
アルミホイール
20系クラウンのホイールです。
ロイヤルの前期は、一番左のロイヤル後期純正と同じ17インチ1種類でした。
後期では、2.5(2,500cc)モデルは、右から2枚目の写真の16インチホイールが追加されました。
20系覆面パトカーは、3,000ccのため左側の17インチが装着されています。
しかし、ゼロクラ同様汎用のアルミホイールに変えられている場合もあります。
3枚目写真は、アスリート系の前期・4枚目はハイブリッド系に装着されているホイールです。
スポークの数が違いますが、ロイヤル後期と一瞬見間違えるので、ホイールを見てアスリート前期と判断するのは危険です。
ドアノブのメッキ
20系クラウン覆面で、数少ない一般車両と違う節約ポイントです。
写真は、ロイヤル系のメッキ付きのドアノブです。覆面・パンダ共に、メッキがありません。
アンテナ
一番左の写真が、20系クラウンの覆面に多い、偽装アンテナです。
前期のG-BOOK対応高精度GPSアンテナと比べて、長く配線も穴あけでなく窓のフレームに這わせてある取り付けが多いです。
後期の、アンテナはシャークアンテナですので一目で違いが分かります。
補助灯
20系クラウン覆面の補助灯は、日星工業株式会社製グリル内LED仕様。
グリル内に完全に隠れており、オートカバーのように一目でわかるポイントではありません。
おそらく、これを見つけたタイミングではストップメーターにて計測が終了しサイレンが鳴っているタイミングですので手遅れです。
ボディーカラー
20系クラウン後期のカラーは、7色あります。
ホワイトパールクリスタルシャイン<062>
プレミアムシルバーパール<1F3>
シルバーメタリック<1F7>
ブラック<202>
ブラッキッシュレッドマイカ<3R0>
シルキーゴールドマイカメタリック<5A4>
ダークブルーマイカ<8S6>
内、赤文字の2色は有料カラーとなります。
よって、覆面に利用されるカラーは、下の5色です。
ゴールドの覆面があると言う話は聞いたことがありますので、どの色が採用されていても不思議はありません。
しかし多いのは、シルバーメタリック・ブラック・ダークブルーマイカ当たりでだと思います。
最後に
いくつか、20系クラウン覆面の判別ポイントを記載しましたが、例外はあります。
また、地域により仕様は異なるため、上記の内容かすべて正しいわけではありません。
交通ルールを守り、安全運転をしていれば別に覆面も気にする必要はありませんよね!